電影日記(ブログ) - 京都遠征 １日目
２００５年７月１５日(金)
京都遠征 １日目
筆記者：市村鉄之助ことＭ．Ｔ
7月15日、待ちに待った京都遠征当日。
京都遠征 １日目
筆記者：市村鉄之助ことＭ．Ｔ
7月15日、待ちに待った京都遠征当日。
会津からの参加者は午前五時半に飯盛山駐車場に集合、局長の運転するマイクロバスに乗り込み出発しました。興奮のあまり、前日なかなか寝つけなかった隊士が多数いたようですが、車内は異様なまでのハイテンション。 いつもはクールな方々までもが、その日ばかりは目をキラキラと輝かせておられました。
会津インター前の駐車場でまずＫ・Ｆ隊士と合流。するとそこには山南助勤と吉村助勤の姿が！
早朝であるにもかかわらず、我々を見送りに来てくださっていました。 しかも山南助勤は鉢巻＋法被＋木刀というお礼参りルックでのご登場です！これには一気に目が覚めました。 お二人は激励の言葉と共に、特製のポスターと助勤ラミネートカード（原画／池田七三郎隊士）を手渡してくださいました。
このラミネートカード、京都での三日間ずっと私の枕元に飾られ（祀られ？）ることになります。
その後、池田七三郎隊士とも合流し新潟空港へ。ここから伊丹空港へ一時間ほどのフライトとなります。 機内でも一同は旅の情報誌を広げるなどして、京都への期待を膨らませていました。
伊丹空港へ到着すると、高速バス乗り場で近藤周平隊士と再会！日野遠征以来です。再会を喜び合いながら高速バスで京都駅へと移動しました。
それにしても、まさか京都がここまで暑いとは！出発前から京都の暑さについて注意を頂いてはいたのですが、同じ盆地でも会津とはまったく違う暑さです。
バスから降りると、じっとしていてもじんわりと汗がふき出してきます。隊服を着たら一体どうなるんだろう…。と不安を抱きつつも、時間が迫っていたこともあり、ホテルの一室で慌ただしく着替え、タクシーに乗って集合場所の三条大橋へ。すると見慣れた浅葱色が集まっているのを発見。
趣を残す三条大橋の下、新選組隊士が勢揃いしている様は壮観でした。
出発式では京都平成新選組同好会、日野新選組同好会、名古屋新選組同好会、幕末刀義会、そして我ら會津新選組同好会が「エイエイオー！」と勇ましく勝ち鬨を上げ、いざ出発です。
まずは池田屋跡へ移動し、池田屋事件殉難者慰霊祭へ参列、焼香しました。池田屋跡には現在石碑が立っているのみですが、ここでかの「池田屋事件」が起こったんだなぁ、と感無量に。激戦の中亡くなった隊士たちの冥福を祈りつつ、パレードを開始しました。
鉾が立つ賑やかな通りを進んでいると、さすが浅葱色の集団、その目立つこと。
堂々進む隊士たちの姿を、観光客は携帯やカメラに収めておりました。
途中、高島屋や函谷鉾（かんこほこ）会所で休憩を取りましたが、すでに全身サウナ状態だった隊士たちは、日陰や水のペットボトルに殺到。みるみる内に増えていく空のペットボトル…。
鉢金が汗止めの役割を果たしてくれはしましたが、それでも間に合わず汗が頬や首筋を伝っていきます。
池田屋事件において、暑さのあまり鉢金を取ってしまった藤堂平助の気持ちがよく分かる！と後日原田隊士が話していましたが、まさにその通りでした。
次は山南敬助や藤堂平助、多数の新選組隊士たちが弔われている光縁寺に到着です。
ご住職のお話では、当時山南と親交のあった良誉上人が屯所で切腹した隊士を寺に弔っていたとのこと。その三人目は皮肉にも山南自身であったとか。
そして「沖田氏縁者」の墓について。これは沖田総司、もしくは沖田承之進の縁者の墓ではないかとされていますが、ご住職によるとこれは山南敬助の恋人・明里の墓ではないかということでびっくり！
どういう経緯があって明里をそのように弔ったのか、非常に気になりました…。
山南、河合耆三郎らの墓をそれぞれ参拝した後は、いよいよパレードも大詰めです。
当時は新選組隊士たちが往来していたであろう道をたどり、最終地点である壬生寺へ到着。
ここで最後の勝ち鬨と記念撮影を行いました。
暑さと疲労でややぐったりしていたものの、勝ち鬨は皆で勇ましく上げることができました！
パレード終了後は養老の瀧にて懇親会が催され、他団体との交流を深めながらの楽しいひと時を過ごしました。
ここで京都在住のＭ・Ｏ隊士とも出会い、談笑。
副長においては得意の宴会芸を皆の前で披露し、好評を博していた模様です。
あっという間に楽しい時間は過ぎ、帰り道がてら宵山を見物。
それにしてもさすがは京都、すれ違う女性は浴衣姿の方ばかりです。
しかも浴衣が安い。なんと浴衣は1500円、帯・下駄は500円！衿飾りや組紐もバリエーション豊かで、これも安い。
時間と気力の関係でその日浴衣の着用を断念していた女性陣は、店内で珍しい生地や衿飾りを見つけては盛り上がっておりました。
宿泊先に戻り、もう体力の限界！とぐったりしていたところへ二次会のお誘いが。
副長の「アイスあるよ」の言葉につられ（？）女性陣はそそくさと会場へ移動。
先にお休みになっていた齋藤総長を囲む形で「○○城の門にはまだ門番が立っている」「○○屋敷には本当に出るらしい」などなど、夏らしく会津の怪談話で盛り上がる一同。妙に信憑性のある話をする隊士もおり、背筋がゾッとしました。
二次会も深夜一時ごろようやく終了。初日から充実した時を過ごしたものの、明日ちゃんと起きられるのかな？という不安を抱きつつ就寝しました。
会津インター前の駐車場でまずＫ・Ｆ隊士と合流。するとそこには山南助勤と吉村助勤の姿が！早朝であるにもかかわらず、我々を見送りに来てくださっていました。 しかも山南助勤は鉢巻＋法被＋木刀というお礼参りルックでのご登場です！これには一気に目が覚めました。 お二人は激励の言葉と共に、特製のポスターと助勤ラミネートカード（原画／池田七三郎隊士）を手渡してくださいました。
このラミネートカード、京都での三日間ずっと私の枕元に飾られ（祀られ？）ることになります。
その後、池田七三郎隊士とも合流し新潟空港へ。ここから伊丹空港へ一時間ほどのフライトとなります。 機内でも一同は旅の情報誌を広げるなどして、京都への期待を膨らませていました。伊丹空港へ到着すると、高速バス乗り場で近藤周平隊士と再会！日野遠征以来です。再会を喜び合いながら高速バスで京都駅へと移動しました。
それにしても、まさか京都がここまで暑いとは！出発前から京都の暑さについて注意を頂いてはいたのですが、同じ盆地でも会津とはまったく違う暑さです。
バスから降りると、じっとしていてもじんわりと汗がふき出してきます。隊服を着たら一体どうなるんだろう…。と不安を抱きつつも、時間が迫っていたこともあり、ホテルの一室で慌ただしく着替え、タクシーに乗って集合場所の三条大橋へ。すると見慣れた浅葱色が集まっているのを発見。
趣を残す三条大橋の下、新選組隊士が勢揃いしている様は壮観でした。
出発式では京都平成新選組同好会、日野新選組同好会、名古屋新選組同好会、幕末刀義会、そして我ら會津新選組同好会が「エイエイオー！」と勇ましく勝ち鬨を上げ、いざ出発です。
まずは池田屋跡へ移動し、池田屋事件殉難者慰霊祭へ参列、焼香しました。池田屋跡には現在石碑が立っているのみですが、ここでかの「池田屋事件」が起こったんだなぁ、と感無量に。激戦の中亡くなった隊士たちの冥福を祈りつつ、パレードを開始しました。
鉾が立つ賑やかな通りを進んでいると、さすが浅葱色の集団、その目立つこと。堂々進む隊士たちの姿を、観光客は携帯やカメラに収めておりました。
途中、高島屋や函谷鉾（かんこほこ）会所で休憩を取りましたが、すでに全身サウナ状態だった隊士たちは、日陰や水のペットボトルに殺到。みるみる内に増えていく空のペットボトル…。
鉢金が汗止めの役割を果たしてくれはしましたが、それでも間に合わず汗が頬や首筋を伝っていきます。
池田屋事件において、暑さのあまり鉢金を取ってしまった藤堂平助の気持ちがよく分かる！と後日原田隊士が話していましたが、まさにその通りでした。
次は山南敬助や藤堂平助、多数の新選組隊士たちが弔われている光縁寺に到着です。
ご住職のお話では、当時山南と親交のあった良誉上人が屯所で切腹した隊士を寺に弔っていたとのこと。その三人目は皮肉にも山南自身であったとか。
そして「沖田氏縁者」の墓について。これは沖田総司、もしくは沖田承之進の縁者の墓ではないかとされていますが、ご住職によるとこれは山南敬助の恋人・明里の墓ではないかということでびっくり！
どういう経緯があって明里をそのように弔ったのか、非常に気になりました…。
山南、河合耆三郎らの墓をそれぞれ参拝した後は、いよいよパレードも大詰めです。当時は新選組隊士たちが往来していたであろう道をたどり、最終地点である壬生寺へ到着。
ここで最後の勝ち鬨と記念撮影を行いました。
暑さと疲労でややぐったりしていたものの、勝ち鬨は皆で勇ましく上げることができました！
パレード終了後は養老の瀧にて懇親会が催され、他団体との交流を深めながらの楽しいひと時を過ごしました。
ここで京都在住のＭ・Ｏ隊士とも出会い、談笑。
副長においては得意の宴会芸を皆の前で披露し、好評を博していた模様です。
あっという間に楽しい時間は過ぎ、帰り道がてら宵山を見物。
それにしてもさすがは京都、すれ違う女性は浴衣姿の方ばかりです。
しかも浴衣が安い。なんと浴衣は1500円、帯・下駄は500円！衿飾りや組紐もバリエーション豊かで、これも安い。
時間と気力の関係でその日浴衣の着用を断念していた女性陣は、店内で珍しい生地や衿飾りを見つけては盛り上がっておりました。
宿泊先に戻り、もう体力の限界！とぐったりしていたところへ二次会のお誘いが。副長の「アイスあるよ」の言葉につられ（？）女性陣はそそくさと会場へ移動。
先にお休みになっていた齋藤総長を囲む形で「○○城の門にはまだ門番が立っている」「○○屋敷には本当に出るらしい」などなど、夏らしく会津の怪談話で盛り上がる一同。妙に信憑性のある話をする隊士もおり、背筋がゾッとしました。
二次会も深夜一時ごろようやく終了。初日から充実した時を過ごしたものの、明日ちゃんと起きられるのかな？という不安を抱きつつ就寝しました。